オリパラと、バスファン

 東京オリンピック・パラリンピックの選手・関係者の輸送に、全国から搔き集められた観光バスが活躍している。朝日新聞9月3日付夕刊に築地市場跡のバス車両基地前に集まったバスファンの記事が載っていた。

 オリパラのバス(朝日2021.9.3).jpg
 朝日新聞2021.9.3夕刊(社会・総合)より

 それによると、この機会を逃しては見られない全国各地のバス会社の観光型バスを撮影しようと集まっているバスファンの姿をレポートしている。おそらく何年も前から組織委員会が予約していたバスだろうと想像されるが、北海道から九州まで東京ではまずお目にかかれないバスが、東京で一堂に会して見られるとあってはバスファンには堪らないだろう。今回は本来認可されている営業範囲を越えて臨時免許?で走っているのだろうか。

 鉄道に比べてファンの数は少ないが、ファン層には重なりもある。そして、バスにも鉄道同様に根強いファンがいる。路線バスの他に貸切専業のバス会社もあり、対象となるバスの範囲は鉄道よりかなり広い。

 かくいう私はどちらにも興味を持っている。バスの記憶は福岡県甘木市(今は朝倉市)在住のときの三社詣りから始まる。正月の3日に甘木バスセンターから西鉄の貸切バスに乗って宮地嶽神社、宇美、香椎宮と回った。私はまだ3歳だが、こういうことだけはよく覚えている。どこも初詣の人たちでいっぱいだった。バスはボンネット型で中ドアタイプだった。チャンとガイドさんが乗務していた。

西鉄のボンネットバス.jpg
 西鉄の貸切バス(1956年1月3日)。右からガイドさん、私、母、近くの知り合いの弘お兄さん。いま元気でお過ごしだろうか。方向幕は「貸切」。「西」をデフォルメした大きな西鉄マーク、また前方には西鉄ライオンズのライオンマークが半分見える。 

 育ったところが福岡県の福岡、甘木、飯塚、大牟田だったのでどこも西鉄バスの管轄だった。飯塚では筑豊本線新飯塚駅近くの交差点付近だったため、汽車よりもバスを見る機会の方が多かった。飯塚バスセンターを出発した「田川」行きや「後藤寺」行きのバスは、国鉄新飯塚駅を経由せず、我が家の前を頻繁に通過していた。西鉄は、西日本車体工業というバス車体を製造できる会社を持っていたので、自社規格に合う車体を次々に製造していた。西鉄以外でも全国各地のバス車体に西工製のバスが採用されていたが、2010年に会社解散となった。

 今回のオリパラで、バスが全国から集められるとは事前には知らなかった。ネットを見ると、本当に全国各地のバスが東京に集められている。コロナ禍で観光バスの需要は激減しているので、バス会社にとっては有難いことだったろうが、果たして台数や予算などちゃんと精査されたものだったのだろうか。

 オリパラとは関係ないが、私の集めた画像をどうぞ。

釧路バス2011.6.16.jpg
 クラブツーリズムで乗った北海道のくしろバス。丹頂マークがユニークだ。(2011.6.11、新千歳空港にて)

昭和バス2019.4.29.jpg
 同じくクラブツーリズムの福岡の昭和バス。昔のカラーリングとがらりと違う。(2019.4.29、博多駅前にて)

*選手待ち? いえバス待ち(朝日新聞2021.9.3夕刊)

*バスマガジンWEBのHP

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