2020年総括

 2020年も残すところ1週間余となった。
 ことしの乗り歩きは、コロナウイルス禍の影響でほとんどできない1年だった。1年前からの持ち越しだった沖縄のゆいレール延長区間、JRから移管された三陸鉄道など心残りである。

 コロナ対策で鉄道各社は大変な負担を強いられたが、経営の根幹を揺るがすほどの影響を受けている。そんな中でも鉄道ファンの関心を誘うイベントが実施されたりと、行きつ戻りつながらも大きな動きがあった。しかし、参加する側としては自身の感染の危険などを勘案して、参加に踏み切れない場合が多々あった。

 新線開業は富山ライトレールが富山駅まで延長された上で、富山地鉄と合併した。JRからの三セク転換線の高架化と路面電車の活性化に期待される。

 以前からやっている「番外乗車」も実行した。番外乗車とは、線路の戸籍上は完乗しているものの、本線とは大きく外れる車庫線、回送線、貨物線などを指す。その中でも9月26日に阪神電鉄が主催した武庫川線への連絡線乗車は一般のファン対象に公募して実施された。先着順だったが、幸いにも当選した。しかし、その後感染が急激に拡大してしまったため、やむなく関西行きは断念した。

 コロナ対策は一進一退を繰り返しているが、年末に来て鉄道イベントが実施されるようになってきた。その一つが秩父鉄道のクリスマスミステリーツアーだった。1年ぶりに乗ったイベント列車だったが、秩父鉄道といえば三ヶ尻貨物線を連想する。しかし、ここには入らなかった。またの機会に期待したい。

 今年は日常的に京成のAE形「モーニングライナー」を多用した。スカイライナーは成田空港輸送のかなめの車両だが、空港客はほぼゼロになった。そんな中、総数は少ないまでも沿線の住民の足となって走ったのが「モーニングライナー」「イブニングライナー」である。AE形の登場以来、こんなにAE車に乗ったのははじめてのことである。いまは週に3~4回、感染予防の意味あいから利用している。

 他方、貴重な番外乗車の機会は大部分をパスした。自身の感染防止以上に、他者への感染の危険を避けるためである。来年も新港信号場のツアーなどをキャンセルしている。

 来年はどんなあんばいになるだろうか。鉄道趣味が堪能できる社会は健全な社会である。どんな社会を築いてゆくのか、われわれの市民性が問われているといえる。

<新線開業>
・富山地方鉄道、富山駅北~富山駅

<廃止>
・JR札沼線、北海道医療大学~新十津川
・(貨物)三井化学専用線、仮屋川操車場~宮浦
・(貨物)秩父鉄道三ヶ尻線、三ヶ尻~熊谷貨物ターミナル

<番外乗車>
・秩父鉄道武川駅貨物線ホーム
・同、波久礼駅貨物待避線
・同、樋口駅貨物待避線
・同、親鼻駅3番線
・同、武州原谷駅貨物駅

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

ナイス

この記事へのコメント