東日本トップクラブリーグ、高麗クラブが入替戦を制して昇格

 10月30日、多摩市陸上競技場で東日本トップクラブ・チャレンジマッチが開催されました。東日本エリアのクラブ大会は、昨年から二層構造になっています。トップ6チームによる「東日本トップクラブリーグ」、その下位大会としての「東日本クラブ選手権大会」。相互の入れ替え方式は・・・、
①トップ最下位と選手権1位は、自動入れ替え。
 =本年度はピッグノーズが降格、ツクバリアンズが昇格。
②トップ5位と選手権2位とはチャレンジマッチ(入替戦)実施。
 選手権2位チームが勝てばトップリーグへ昇格。

 今回行なわれたのは、トップ5位の多摩クラブと、選手権2位の高麗クラブ。多摩陸上競技場には、双方の応援団が詰めかけ、一進一退の試合展開に観客席は大いに沸きました。先行したのは多摩クラブ。立ち上がりに2トライ連取しそのまま独走する勢いでした。しかし、週5回グランドが使えない日も走り込みをやってきた高麗クラブのフィットネスが冴え、東芝府中や大学チームでならした選手を中心とする多摩クラブに走り勝ち、逆転。ノーサイド直前まで3点差で高麗クラブがリードしました。しかし、多摩クラブも高麗ゴールライン直前にまで攻め込み、勝敗はどちらに転ぶか解からない展開でした。しかし、ロスタイムに入ってから多摩クラブのフェンスの乱れを突き、高麗クラブがバックスのみごとな展開ラグビーで絶妙にパスがつながり、ゴール真下へトライ。結局29-19で高麗クラブが勝ち、チャレンジマッチを制しました。
 東日本エリアのクラブ大会は、昨年のシステム改革で、一気に活性化した感があります。トップクラブリーグの構成チームは「指定席」ではなくなり、今回のように6チームのうち、2チームが入れ替わる激戦区となってきました。競い合う環境がないとクラブは強くはなりません。そして、強さとは競技力ばかりでなく、運営力・組織力・地域貢献も目覚しい展開を見せています。
 多摩クラブは地域のラグビースクールを併設するクラブとして、また、有料ゲームでも使用できる多摩陸上競技場を提供できる地域に根ざしたクラブの強さを見せました。高麗クラブは都内北区十条の朝鮮高級学校の照明設備付き人工芝グランドが活動の拠点です。彼等の出身母体である東京朝鮮高級学校は、花園出場も射程範囲に入ってきました。高校の監督は、元高麗クラブの主将という関係が上手く機能しています。今回は、東京勢同士の対戦でしたが、地域性があいまいで稀薄と言われる東京のクラブチームも、地域に根ざして活動しているところは生き残り、単なる「ラグビーサークル」は衰退の一途をたどっています。今後クラブチームが地域に根ざしてどういう発展の途をたどるのか注目されます。

・10月30日(日)
・東日本トップクラブリーグ・チャレンジマッチ
・多摩市陸上競技場、13:20KO
・高麗クラブ 29-19 多摩クラブ
・Ref.川尻竜太郎(関東)

<次年度東日本トップクラブリーグ構成チーム>タマリバ、北海道バーバリアンズ、三鷹オールカマーズ、曼荼羅、ツクバリアンズ、高麗クラブ
<関東協会のHP>http://www.rugby.or.jp/

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