秩鉄ミステリーツアー(本番)

 さて、いよいよ本番。今回のミステリートレインは熊谷13:45分発で運行される。三峰口からの各駅停車を降りると、すぐさま受付のために階段を上がって改札前に出向いた。机が出されていていろんなものを頂いた。

 ツアーはGOTOトラベル商品なので、2000円分の買い物券が付いている。帰りでは時間がなさそうなのでさっそく駅ビルで買い物。有効期限が本日限りとのことなので、熊谷名物の五家宝を買っておく。

 ホームに舞い戻ると団体臨時列車はすでに入線していた。さきほどの急行と同じ6000形3連で、塗装は青色。秩父色の方が好みなのだが・・。番号はトップナンバー編成だった。6000形は3編成ある。

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 6000形のトップナンバー編成である。
 
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 指定券はデザインされたもの。4人掛けを一人で使用する。

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 車内はゆったりしている。

 乗り込むと直ぐに発車である。ミステリーツアーの説明が終わらないうちに、最初のポイントである広瀬川原車両基地へ入った。秩父鉄道の全ての車両を管理している。毎年1回車両基地フェステイバルが開催されており、私も参加したことがある。中を歩いたことがあるので、ミステリーツアーとはいえ、感動はなかった。

 3分で発車。あっけない。やがて三ヶ尻貨物線が近づいてきた。武川に停車する。ここで三ヶ尻貨物線の紹介が流れた。入線したのは電車が発着する①②番線ホームとは別の島式ホームだった(←ミスターK様からのご指摘)。これはこれで珍しい線にはいったことになる。しかし、かんじんの三ヶ尻貨物線へは入線しないとのこと。まことに残念である。期待が大きかっただけにガッカリ。

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 発車するとさっそくミステリー運行で、広瀬河原車両基地に入った。ここは毎年の車庫イベントで体験済である。

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 弁当が配られ、シェフから内容の説明が始まったが、車掌のミステリーツアーの案内放送とかち合ってしまった。

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 左に三ヶ尻貨物線が並走し始め、武川駅に到着する。
 
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 ここでスイッチバックして貨物線に入ると思わせたが、何と真っ直ぐ発車してしまった。残念!!

 最初のトイレ休憩は寄居で。でもわずか3分である。東上線の車両がちらりと見えた。車内は弁当タイムとなった。秩父市内のレストラン特製とのことで、わざわざシェフが乗り込んでの解説付きだった。お味の方は?

 波久礼では上下本線の交換設備の外側に設けられている貨物列車用の待避線を使って通過した。秩父線の線形を十分理解していないので、他にもあったかもしれない。⇒次の樋口でも貨物用のホームのない番線を使って通過したとのこと。コメント欄に3838様よりご教示頂いた。多謝!!

 車内ではクリスマストレインと言うことで生バンドの演奏会が行なわれている。3両の車内を順番に回って演奏が行なわれた。やがて沿線随一の秩父駅に到着。ここで2度目のトイレ休憩となった。いったん階段を降りて駅舎の外へゆく。駅構内はかなり充実したお土産物屋が並んでいるが見ている暇はない。30分ほど時間があればよかった。

 秩父でスイッチバック。親鼻まで走る。ここで再びスイッチバックする。親鼻駅では上下列車の交換と下り急行列車の待避が行なわれた。そのため普段入線しない③番線に入って停車した。しかし、殊のほか時間がかかり、15:27分と予告された出発時間は15:37分発となった。下り急行との続行運転である。

 皆野に運転停車して上り急行と離合。そして、今回のツアーの最後の見どころ、武州原谷貨物駅に入った。「秩父太平洋セメント」と大書きされた大きな工場である。何本もの貨物線があるが、きょうは操業日ではないようで閑散としている。武州原谷駅は27キロ離れた群馬県との県境にある叶山鉱山から石灰石をベルトコンベアーで運んでいる。

 操業していれば秩父鉄道の電機が貨車を牽引して三ヶ尻貨物駅まで石灰石を輸送している。構内は緩やかな勾配となっており、それを利用して突放が行われているそうだ。それも電機+貨物列車ごと突放するという珍しい入換方法が採られている。いちど見てみたいものだ。

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 寄居でトイレ休憩となったが、わずか3分しか止まらない。

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 車内ではクリスマス演奏会が始まった。

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 秩父に10分停車してトイレ休憩となったが、駅構内コンコースにはお土産物屋がたくさんあり、時間が足りなかった。ここでバックする。

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 親鼻では交換と追越に手間取り、少々遅れての発車となった。再びバックする。

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 和銅黒谷~大野原間にある武州原谷駅(貨物駅)に入った。群馬県境23キロ先の叶山鉱山からベルトコンベアーで石灰石を運び出し、貨物列車で三ヶ尻駅まで運んでいる。

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 これが積替えをする駅舎だが、きょうは操業していないようだ。

秩父40(武州原谷構内線2).jpg
 
 広い構内を持つ貨物駅である。

秩父38(武州原谷構内線).jpg
 電車から見た武州原谷駅構内。構内は緩い勾配となっているため、ここでは何と電機+貨車ごと突放をやっているとのこと。見てみたかった。

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 突放に使われるディーゼル機関車。車端には構内作業員のための小さな小屋のようなブースが付いている。はじめて見た。ここでみたびスイッチバックする。

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 武州原谷からはノンストップで長瀞に滑りこんだ。ここでいったん解散となる。



 武州原谷貨物駅を最後にツアー列車は長瀞へ向かう。さきほどの親鼻駅での交換に手間取った関係で、8分ほど遅れて長瀞駅についた。ここで下車して岩畳のライトアップを見学する行程だが、私は先に帰ることにした。

 長瀞駅前のお土産物屋さんで記念品を引き換える。駅周辺を歩いてみたが、観光客が結構訪れていた。でも駅周辺の人波からみて、マイカーの方が多いように思えた。

 ここからはいつも乗り歩きでお世話になっているミスターKさんとご一緒になった。ほぼ1年ぶりの再会である。情報交換したあと、ミスターKさんは寄居乗換えの東武東上線でお帰りになった。私は熊谷まで乗車する。

 ところで、秩父車の冷房装置はパンタグラフ増設のため、1器を撤去したものがある。冷房能力はかなり落ちると思われるが、これで猛暑の北関東は乗り切れるのだろうか。ちょっと心配になった。

 熊谷で高崎線に乗車しようと思ったら、上手い具合に上越新幹線がやってくる。係員にタッチでGO新幹線チケットの登録を教えてもらって、紙のチケットなして新幹線に乗車した。

 やってきたのは北陸新幹線の「あさま」号である。カラガラである。しかも、W7系JR西日本の車両で、久しぶりの乗り歩きにふさわしい車両となった。上野で下車して京成線に乗換え、イブニングライナーを利用して帰宅した。このところ、感染を避けるため一般の電車はなるべく避けている。特急料金がだいぶかさんでいる。


*秩父鉄道受付(12:30~13:30)
・熊谷13:45(貸切り列車/ミステリーツアー)→13:52広瀬川原車両基地(車庫線停車)13:55→14:03武川(運転停車)→14:19寄居(トイレ休憩・運転停車)14:23→波久礼(貨物線を通過)→樋口(貨物線を通過)→長瀞(通過)→和銅黒谷(パレオ交換・運転停車)→14:52大野原(運転停車)14:55→14:58秩父(トイレ休憩・運転停車)<ここでバック>
・秩父15:08→大野原(交換・運転停車)→15:20親鼻(トイレ休憩・ダブル待避と追越運転停車)<ここでバック>
・親鼻15:37→15:41皆野(交換・運転停車)15:45→武州原谷貨物駅(貨物線停車)<ここでバック>
・武州原谷貨物駅15:57→16:08長瀞
  *6000形3連(デハ6001+デハ6101+クハ6201)(6001に乗車)
・長瀞16:31(46レ羽生行き)→17:21熊谷  *7500形3連(7607に乗車)
・熊谷17:33(北陸新幹線あさま626号)→18:07上野  *W7系12連(W726-201に乗車)
・京成上野18:40(イブニングライナー203号)→19:22八千代台  *AE型8連(AE2-3に乗車)

 コロナ禍でろくな乗り歩きが出来なかったが、日帰りとはいえ、結構まともな鉄道旅ができた。次の乗車機会は年明けになりそうだ。

 次週19日にもう一度同じツアーが実施される。行程に三ヶ尻貨物線入線が加わることをお祈りいたします。⇒S様から、三ヶ尻貨物線には入らなかったとお教え頂いた。


<ミステリーツアーで入線した線>
・広瀬川原車両基地側線
・武川駅ホームのある貨物線
・波久礼駅ホームのない貨物線
・樋口駅ホームのない貨物線
・親鼻駅③番線
・武州原谷貨物駅側線

秩父鉄道の廃線図

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