京成3150型見学会
京成電鉄の3100形50番台車、3150形の見学会(撮影会)が鉄道友の会の主催で11月7日、宗吾車両基地で開催された。登場以来、成田スカイアクセス線を中心に運用されている3150形は現在4本あり、前任車の3050形同様オレンジ色の帯を巻いて活躍している。
最寄り駅の八千代台から特急・成田空港行きに乗車する。宗吾参道で下車するのは久しぶりだ。2016年2月28日に行われた京成AE100形さよならツアーの際に、初めて宗吾車両基地へ入線した時以来だ。
撮影会は午前の部で約20名の参加があり、鉄道友の会の世話役の方々の誘導のもと、京成電鉄の係員の方2名から有意義な説明が行なわれた。

集合は宗吾参道駅。いまは橋上駅となり、乗務員の詰所などがある京成線の中枢駅である。
同じ位置から成田方を眺める。前方に宗吾トンネルがある。1982年までは、この位置にホーム(相対式)があった。

きょうの本題とは関係ないが、そのトンネル内の通信確保のため、宗吾参道駅構内敷地には携帯各社の出資で作られた基地局がある。
宗吾車両基地の正門から構内に入った。ヘルメットを着用し、京成係員の方の誘導の下に基地の一番上野寄りまで歩く。留置線には今日の主役である3150形が停車していた。
撮影用に両脇の2線ずつが開けられ、おまけに太陽が照らない曇天気味の天候だったので撮影にはもってこいの光線具合となった。
<<編成写真>>

3151-8~1の8両編成。上野方先頭車(日本車両製)の編成である。

正面の顔つき。新京成80000形とも同系の車両である。

左側から眺める。

先頭車のサイドビュー。

中間車の6号車(T車)。

中間電動車の5号車。

パンタ付き中間電動車の2号車。

成田方の先頭1号車。

ちゃんと顔を拝ませていただいた。
<<台車と床下機器>>

台車はFS583M(M台車)、FS583T(T台車)。

こちらは付随車のFS083T台車。

インバータ制御装置。京成通勤車で初めて定速制御装置を備えている。
外回りの撮影が終わったら、乗務員室扉から車内に入る。車両基地一般公開などの場合には研修庫の作業台やハシゴを使うのが通例だが、線路の位置から車内に昇るのは初体験で、興味深かった。
<<車内見付け>>

車内に入った。

3100系の特徴である、折りたたみ椅子。スーツケースなどの置き場となるが、その分座席定員は減ってしまう。

鴨居部の電光表示装置は2画面に、つり革の握りは三角形になった。

車イス席なども拡大されている。

各車4個所にプラズマクラスターイオン発生装置が設置された。効果のほどは??
その案内表示がドアー上部にあった。

運転台はワンハンドル形である。この編成にはIR(誘導無線電話装置)しか装備されていないが、SR(空間波無線)の試用が始まっている。JR形の円筒形アンテナが付く。京急ではすでに運用開始されているが、京成では都営や北総と歩調を合わせて導入されるようだ。

運転台の背面機器。

車内の車番をひかえておいた。登場から1年経つ。

見学会が終わって事務所に戻り、京成から記念品のプレゼントがあった。感謝!

解散後敷地外から車両基地内の乗降ホームを眺めた。AE100型ツアーの際にはここで下車した。ちゃんとしたホームなのだが、3両分くらいの有効長である。
先日の西武鉄道ブルーリボン賞授賞式に続いて、鉄道友の会の行事に近年では2度目の参加となった。お世話係りの方々のご尽力に厚く謝意を表わすとともに、京成電鉄のご協力に感謝したい。
帰宅後古いアルバムを見ていたら、開設まもない宗吾車両基地電留線の写真が出てきた。中学を卒業した記念に自分ひとりで成田までやってきたようだ。いささか画質が悪いが記録として紹介しておきたい。1968年3月27日の撮影である。

かつての宗吾参道駅ホームは宗吾トンネルの直前にあった。

現在の工場や研修庫のあたりは、造成が進んでいた。初代3000系が通過してゆく。

数本の電留線には3290型4連の特急「開運」号が停車していた。これを目当てに来たのだった。
・八千代台8:56(特急成田空港行き)→9:14宗吾参道 *3700型8連(3717に乗車)
*集合/9:40分
・宗吾参道12:24(快速特急上野行き)→12:44八千代台 *3050系8連(3051-7に乗車)
偶然にも3150型の前任である3050形(塗装変更済み)がやって来た。
最寄り駅の八千代台から特急・成田空港行きに乗車する。宗吾参道で下車するのは久しぶりだ。2016年2月28日に行われた京成AE100形さよならツアーの際に、初めて宗吾車両基地へ入線した時以来だ。
撮影会は午前の部で約20名の参加があり、鉄道友の会の世話役の方々の誘導のもと、京成電鉄の係員の方2名から有意義な説明が行なわれた。

集合は宗吾参道駅。いまは橋上駅となり、乗務員の詰所などがある京成線の中枢駅である。

同じ位置から成田方を眺める。前方に宗吾トンネルがある。1982年までは、この位置にホーム(相対式)があった。

きょうの本題とは関係ないが、そのトンネル内の通信確保のため、宗吾参道駅構内敷地には携帯各社の出資で作られた基地局がある。
宗吾車両基地の正門から構内に入った。ヘルメットを着用し、京成係員の方の誘導の下に基地の一番上野寄りまで歩く。留置線には今日の主役である3150形が停車していた。
撮影用に両脇の2線ずつが開けられ、おまけに太陽が照らない曇天気味の天候だったので撮影にはもってこいの光線具合となった。
<<編成写真>>

3151-8~1の8両編成。上野方先頭車(日本車両製)の編成である。

正面の顔つき。新京成80000形とも同系の車両である。

左側から眺める。

先頭車のサイドビュー。

中間車の6号車(T車)。

中間電動車の5号車。

パンタ付き中間電動車の2号車。

成田方の先頭1号車。

ちゃんと顔を拝ませていただいた。
<<台車と床下機器>>

台車はFS583M(M台車)、FS583T(T台車)。

こちらは付随車のFS083T台車。

インバータ制御装置。京成通勤車で初めて定速制御装置を備えている。
外回りの撮影が終わったら、乗務員室扉から車内に入る。車両基地一般公開などの場合には研修庫の作業台やハシゴを使うのが通例だが、線路の位置から車内に昇るのは初体験で、興味深かった。
<<車内見付け>>

車内に入った。

3100系の特徴である、折りたたみ椅子。スーツケースなどの置き場となるが、その分座席定員は減ってしまう。

鴨居部の電光表示装置は2画面に、つり革の握りは三角形になった。

車イス席なども拡大されている。

各車4個所にプラズマクラスターイオン発生装置が設置された。効果のほどは??

その案内表示がドアー上部にあった。

運転台はワンハンドル形である。この編成にはIR(誘導無線電話装置)しか装備されていないが、SR(空間波無線)の試用が始まっている。JR形の円筒形アンテナが付く。京急ではすでに運用開始されているが、京成では都営や北総と歩調を合わせて導入されるようだ。

運転台の背面機器。

車内の車番をひかえておいた。登場から1年経つ。

見学会が終わって事務所に戻り、京成から記念品のプレゼントがあった。感謝!

解散後敷地外から車両基地内の乗降ホームを眺めた。AE100型ツアーの際にはここで下車した。ちゃんとしたホームなのだが、3両分くらいの有効長である。
先日の西武鉄道ブルーリボン賞授賞式に続いて、鉄道友の会の行事に近年では2度目の参加となった。お世話係りの方々のご尽力に厚く謝意を表わすとともに、京成電鉄のご協力に感謝したい。
帰宅後古いアルバムを見ていたら、開設まもない宗吾車両基地電留線の写真が出てきた。中学を卒業した記念に自分ひとりで成田までやってきたようだ。いささか画質が悪いが記録として紹介しておきたい。1968年3月27日の撮影である。

かつての宗吾参道駅ホームは宗吾トンネルの直前にあった。

現在の工場や研修庫のあたりは、造成が進んでいた。初代3000系が通過してゆく。

数本の電留線には3290型4連の特急「開運」号が停車していた。これを目当てに来たのだった。
・八千代台8:56(特急成田空港行き)→9:14宗吾参道 *3700型8連(3717に乗車)
*集合/9:40分
・宗吾参道12:24(快速特急上野行き)→12:44八千代台 *3050系8連(3051-7に乗車)
偶然にも3150型の前任である3050形(塗装変更済み)がやって来た。
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