成田スカイアクセス線開業10周年

 7月17日に、京成成田スカイアクセス線(成田空港線)が開業10周年を迎えました。もう10年経ったのかと思うと同時に、成田空港の将来を見据えた鉄道輸送のあり方を考えさせる10年でもありました。

 かつての空港輸送は紆余曲折を経て、北総鉄道の路線に京成が第2種鉄道事業者として運行する形になりました。日暮里~空港第2ビル間36分がキャッチフレーズです。しかし、所要時間短縮より昨年10月ダイヤ改正で行なわれたスカイライナー20分間隔運転の方がインパクトは大きいと思います。列車の待ち時間を気にすることなく都心から成田空港まで行けるからです。

 とはいえ課題は山積しています。まずはスカイライナーの最高速度160キロ運転区間の拡大です。何と言っても成田湯川~空港第2ビル間の単線区間の存在が大きな足かせとなっています。スカイライナーでさえ途中の信号所で交換待ちをすることがあります。成田湯川~土屋分岐点間の複線化は喫緊の課題でしょう。

 同時に北総鉄道の営業区間にホームゲートを設置して、スカイライナーの160キロ運転を京成高砂~成田空港間に拡大することも必要でしょう。信号もGG信号などファン的には面白いのですが、車内信号方式にして保安度の向上を図るべきです。

 こうした施策をとっても所要時間の短縮は数分と思われますが、北総鉄道+千葉ニュータウン鉄道+成田高速鉄道アクセス+成田空港高速鉄道との協働により、新たな枠組みの中で費用負担を考えてゆくべきと思います。

 開業から10年。次のステップへ進むべく、京成のリーダーシップが期待されます。

成田スカイアクセス線.jpg
 スカイライナーの北総鉄道区間での160キロ運転は実現できないだろうか。(開業時に京急1000型から眺めた前面展望)

ナリタ湯川駅.jpg 
 成田湯川駅は新幹線型の構内配線だが、宝の持ちぐされの感がある。


成田スカイアクセス線初乗車の旅(2010.7.23)


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